象徴の絵
絵具の乾かぬうちに、誰かが牌の面を掻き候。金泥は傷の底に残り、月は角のうしろにて欠けたるままに候。炎は台座の両脇にて同じ高さに燃え、鎖は胸の山羊の骨より二手に分かれ候。傷は絵の外にて一度止まり、枠の線を越えて続かず候。傷を指にて辿れば、絵具にてはなく、貴殿の側の肌がめくれ候。






















絵具の乾かぬうちに、誰かが牌の面を掻き候。金泥は傷の底に残り、月は角のうしろにて欠けたるままに候。炎は台座の両脇にて同じ高さに燃え、鎖は胸の山羊の骨より二手に分かれ候。傷は絵の外にて一度止まり、枠の線を越えて続かず候。傷を指にて辿れば、絵具にてはなく、貴殿の側の肌がめくれ候。





















