Colors for the Fool

今日の色を、牌より引く

牌を引く / 正義

正義の浅鉄青。中央の鏡に色が映る絵

浅鉄青

正位 · #B0C4DE

剣は直立して平らに、秤の傍に休み、各々は黙せる真実にて重みを帯び候。後ろに帳が掛かり候。重き天鵞絨には御座なく、細く織りし布、大馬士革の市か慎みたる織る者の家に見らるるものの如くに候。耐久、正直、飾らず、目的は明らかにて候。原因と結果の共に坐る卓へ、重き蔭は漂はず候。正午にて、光は直に落ち、すべての縁より曖昧を追ひ候。この卓にて、剣の鋼と秤の腕は日を受け候。よく研がれたる道具か、川に磨かれたる小石の如く、澄みと目的を映し候。その澄みは浅鉄青に御座候。

空気は、草原よりの爽やかなる風にて一日が濯はれたる如き新しさを運び候。心と街とを同じく清むる天候、要るもののみを残すことに候。これは高き高原の気候、地平が鋭く切り何ものも隠れぬ所に候。歴史にて、かかる日は屋外、開けたる空の下、共同体を証人として論を定むるために選ばれ候き。頭上の澄みは、下の澄みを求め候き。北欧の川の傍にて、鍛冶は判断のための刃を作り候き。面は、強ふることを意図せし真実の如く清く正直に候き。古き法廷にて、判者は亜麻にて織りし衣を着候き。繊維は強く滑らか、糸は途切れず、偏らぬことへの見えざる約に候。

この心の残る所が御座候。二十世紀の早き頃に築かれし停車場、鉄の細工は露はに、壁は擦りたての厨の鍋と同じ涼しく澄みたる仕上にて瓦を貼られ候。康沃爾の岸にて、崖は休まらぬ海の上に昇り、切り立ち淡く、塩を載せる風は飾りを剥ぎ候。そこにて、灯台守は儀式として器具を磨き、精密と責の値を知り候。厨にて、麺麭は世話されたる庖丁にて切られ、刃は各々の用の後に常に清く拭はれ、面は錆びることも鈍ることも許されず候。行は単純、その後ろの意図は揺るがず候。

静かなる午後、人は窓の傍に立ち、清き亜麻の布を日に温まりし窓縁へ押し、意図ある手にて皺を伸ばし候。屑と墨の染より擦り清められたる卓にて、手紙は書かれ、語は量られ公平に候。雨の落ちる時、滴は硝子の上に直き線を辿り、嵐の後の空気は鉄と開けたる水の香を運び、新しき始まりと曇りなき記憶の約束に候。

今日、貴殿は道具を光るまで磨き候。あるいは正午に光を受くる所へ、新しき布を掛け候。雲の割れ空の開く時に歩き、風に貴殿の心を清めさせ候。決を量る時、手の定かさと心の均しさを信ずる判者の、静かな決意を以てなされ候。

今日の色は浅鉄青に御座候。
Lucky Color: LightSteelBlue — #B0C4DE正午の澄みは貴殿の選択を導き、正義は正直なる道具と開けたる空に住み候。

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