Colors for the Fool

今日の色を、牌より引く

牌を引く / 正義

正義の王青。中央の鏡に色が映る絵

王青

正位 · #4169E1

正義の剣は輝き、秤の上に揺るがず保たれ、刃はなされしものと従ふものとのあひだに線を刻み候。秤は均衡し、微小にして黙し、鉢は原因の重みと結果の響を受け候。後ろにて、布は懸けられ候。帳としてには御座なく、境として候。風と共に動くに足る柔らかさ、見らるるものと控へらるるものとを分くるに足る堅さに候。正午の光は場面の上に零れ、直く濾されず、曖昧と蔭を追ひ候。この時、すべての行とその答は同じ卓にて見え、各々の客は持参するものにて認められ候。その色は王青に御座候。

この一瞬に糸が御座候。布より遠く、剣より鋭く、今の判断を大なる歴史と小さき歴史へ結び候。糸は、かつて王の広間を飾る壁掛を通り候。領主は天鵞絨の外套にて、幟の下に判決を言ひ候き。大聖堂の石の回廊に囁き候。司法官と請ふ者は同じく、裁の古き場面を描く窓を見上げ候き。魂を量る天使長、廷を開く君主、すべて夏の開けたる眼の如く澄みたる空の下に候き。

海と幾世紀を横切り、この筋は遠き船の索具に絡まるを見出し候。甲板の船人は、混沌より自らを保つ規則を知り候。秩序の約束として高く掲げらるる信号旗、船人の制服、爽やかにして整然、士官と乗組のあひだの分を印すものに候。塩の空気はすべてを擦り清め、帆布は頭上に固く伸び、庇ひを約束し候へども規律を求め候。ここにて、正午の空は彼らの裁定者、地平は負ふものと可能なるものとの完全なる量りに候。

遠き岬と島にて、稀なる花は年々、古き法廷と都の門の傍に咲き候。花弁は、かつて判断するか治むる者、智と威厳を着する布のために残されし色を保ち候。季節の移るとも、草は定かに残り、公平は思ひがけぬ所に根を下ろし、嵐と穏かとの両方の天候を通して耐ふるといふ思ひ出に候。

家の静かなる隅にて、真実はなほその印を求め候。客のあひだに均しく渡さるる夕の皿、皆の分つために広げらるる卓布、学生と師の両方が同じ手にて書かれし教へを見るやうに向けられたる手帳に候。毎日同じ場所に置かるる杯は、公平を習慣となす儀式を尊び候。正午の嵐の後に炉の傍に掛くる雨外套すら、庇ひと曝露、法と偶然との契約に候。

今日、人は戸の外に幟を掛け、言と行の正直なる交換への開きを約し候。法の書、あるいは単に整へられたる日誌を、卓の上に開いて置き候。空欄は一日の勘定を待ち候。茶は均しく二つの杯へ注がれ、隣人と分たれ候。正午の開けたる空の下の歩みは、静かに偏らぬ広がりに対し心を量る一瞬を渡し候。

今日の色は王青に御座候。
Lucky Color: RoyalBlue — #4169E1均衡は澄みの伝統に遇ふ所に見出され、公平は最も小さき仕草にても耐へ候。

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