Colors for the Fool

今日の色を、牌より引く

牌を引く / 太陽

太陽の砂色。中央の鏡に色が映る絵

砂色

正位 · #F0E68C

牌の上にて、童は小馬の上に穏やかに確かに乗り、静かな風に上がる簡素なる旗を持ち候。彼らの背後の壁は障壁にあらず、影と日の明らかなる模様との間の境に御座候。向日葵は立ち、朝の動きとともに顔を転じ候。花弁と煉瓦との輪郭の一つ一つは焦点へ戻り、世界が長く穏かな眠りより目覚め、本質的なるものの何も失はれざりしことを見出すかのごとく候。ここには温もりが御座候。地そのものが一歩一歩を支へ、隠れたるものは今や手にて辿り得るとの感に御座候。

兵の行進せし遠き砂漠にて、制服は固く織りたる木綿より縫はれ、地そのものと同じく頑く候き。布は塵の中へ消えるために作られしも、時とともに、頑き業と正直なる熱との印となり候き。広き天幕の下の市にて、同じ頑き布は肩と膝との上に張られ、籠を運び、茶の杯の下に敷かれ、あるいは午後の日のより高く上るとき肩へ投げられ候。布は旅の話、次の列車を待つこと、地と空とが真昼の煌めきと香る静けさとの中に混じる列に立つことを保ち候。その布の色は砂色に御座候。

野の隅のいづこかにて、靴は乾きたる草へ押し込まれ候。香は鋭く、土は割れ、日へ開け候。園丁は身を屈めて雑草を引き、手は褪せたる単衣に包まれ候。かつて店の窓より新しきものにも、今は幾年の洗濯と着用とにて形づくられ候。厨にて、厨人は粗い色の前掛の上へ粉を篩ひ、子らが掌を許す布へ押すうち生地を捏ね、次の務めとともに消える跡を残し候。ここには一種の忍耐が御座候。長く残るものは静かに織られ、叫ばれぬとの理解に御座候。

風は立ち、塵と乾きたる葉との細き味を運び候。路の上にて、売る者は布の巻を卓の上に並べ、親の用ゐしと同じ長さに近き木の物差にて量り候。日照の列車の車内の旅する者は、遠き丘を外に見、窓は座席の布を映し、外の野と同じ色調に御座候。家よりの文は帆布の袋より滑り、その縁は扱いにて柔らかく候。川に沿ひて、葦は曲りては直くなり、その茎は杉の櫃に畳まれたる古き制服の線を響かせ、縫ひ目に捕はれたる土の微かなる匂ひを持ち候。

今日、人は市の屋台の天幕の下に休み、友と麺麭を分ち、頑き布の袋にて野菜を家へ運び、あるいは草の上の真昼の停まりのために織りたる毛布を広ぐることも候。好む単衣を捨てず繕ひ、あるいは朝の日が戸口を斜めに過ぐるうち、戸口の塵を掃き候へ。戻る輪郭の一つ一つを辿り、すべての境は光によりて穏やかにされ候。

今日の色は砂色に御座候。
Lucky Color: Khaki — #F0E68C長く残るものは再び見えて、手に保たれ候。

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