牌の上にて、葉の花環は舞の途中の人を縁取り、腕と脚は律にて動き、獅子、牡牛、鷲、天使に囲まれ候。いづれも終はりたる旅の証人を保ち、踊る人の周りを番と記録者として巡り候。花環は綬にて結ばれ、到着と巡りの成就の合図に候。踊る人の姿勢は軽く、空気の広く無限なる場所、空の果てなく伸びる場所を動くが如くに候。その空の色は空青に御座候。
久しく前、旅する者は上を見、頭上の澄みにて日を量り候き。都のあひだの開きし空間にて、羊飼ひと巡礼は天候の印を見、頭上の穹が明るく傷なきとき、出立あるいは休息の時なることを知り候き。地中海の港にて、船人は雲なき拡がりの下に幾日も待ち、帆は緩み、空気が定常を保つことを托し候き。頭上の空は祝福と成り、巡りは閉ぢ、旅は安全なる港にて終わるといふ約に候き。
古き物語にて、開きし空は世と世のあひだの帳に候。神は光の梯子にてそれより降り、歌ふ鳥はそれへ上がり、人と神のあひだに消息を運び候。踊る人は軽く歩み、峠より見ゆる広き穹、あるいは正午の庭の上の優しき拱の上を行くが如くに候。社にて、穹はこの同じ色に描かれ、内に跪く者にさへ天を思ひ出させ候。巡りの完成の感じは、曲線の天井、日へ開きたる円き開口に響き候。
この澄みにて知られる地方が御座候。風にて空気は掃き清められ、地平より地平への伸びを遮るものは御座なく候。西蔵の高原の高みにて、祈りの旗は留められ、その消息は天へ上げられ候。安第斯の高地にて、子供は紙鳶を走らせ、糸は張り、上の開きし届きが望を運ぶことを托し候。愛琴海の島の上、漁る者は静かなる入江にて網を繕ひ、上の広大さは水に映り、もう一日の実りの印に候。
風化したる道具は農家の扉と都の露台に休み候。如雨露、雨を受くるために出されたる磁器の鉢、朝を入れるために引かれたる帳に候。代を越え、これらの品は日々の歓迎の一部と成り、その面は上より濾されたる光の記憶を保ち候。嵐の後、窓は押し開かれ、新しき空気は転がり入り、始まりと結びの両方の約を伴ひ候。子供は硝子に顔を押し、燕の回り輪をなす澄みたる空間を見候。
巡りは閉ぢ候。花環は結ばれ、空は果てなく伸び、四つの証人はすべて頷きて認め候。この日、かかる広大さの前にて、平凡なるものは儀式と成り候。人は正午に外へ出て真上を見、静かなる確かさを感じ候。水差に水を満たし、窓辺に置き、内に映る開きし空を受けさせ候。幾世紀も人のなしたる如く、開きしところにて乾くやうに衣を掛け、空気を尊び候。遠き友へ手紙を書き、貴殿とのあひだの距離が同じ優しき拡がりの中に保たるることを托し候。
今日の色は空青に御座候。
Lucky Color: SkyBlue — #87CEEB深く息をし、世を全きと感じさせ、環は頭上にて優しく閉ぢ候。