輝く喇叭は雲の上に立ち、その音は冷き風の如く、棺の口を開きたる静かなる野を走り候。棺より人の姿は出で候へども、引きずらるるには御座なく、呼ばれて出で候。顔は上を向き、待ち望み候。呼びは冬の最初の光の如く澄み、氷りたる畑の上を掃き、沈黙の命令の下に世のすべてを鎮め候。こは雷には御座なく、嵐の後の世の如く、青白く、屈せず、絶対に候。何も隠れず、足跡も息も、すべて顕れ候。その色は雪白に御座候。
古の物語にて、世が神と兆にて形づくられたるとき、吹雪は高き力の息に御座候と語られ候き。北の神話の使者は、地を覆ふ吹き溜まりを騎りて通り、警告あるいは布告を運び候き。古の羅馬人さへ、広場の石に降りる霜に兆を見出し、像と屋根へ着く有様にて運命を読み候き。遠き東にて、詩人は最も静かなる覆ひを頂く山を書き、終わりと目覚めの両方の印となし候き。審判の牌の出づるとき、眠れる者を呼ぶのはこの沈黙の声に候。夜、開きたる窓の戸を漂ひ、縁に積もる、同じ囁きに御座候。
地に近く暮らす者にて、朝の新しき層は寒さ以上のものに御座候。古き傷と足跡を隠し、歩むための新しき面を与ふる、大きなる均しに候。子供は早く目覚め、庭の破られざる吹き溜まりを見、いかなる印も気づかるることを知り候。農夫は納屋に積もりたる重みを量り、来るべき雪解の意味を感じ候。都にて屋根は最も厚き帽子を被り、音はすべて和らぎ、世そのものが聴かんとして間を置くが如く、静けさの中にて決断はなされ候。僧院はかつて、遅き季節の嵐を記録に留め、一つ一つを消息と信じ、埋もれたるものは永遠に失はれざるといふ思ひ出となし候き。
内にても、同じ変はりが家を襲ひ候。杉の櫃より夜具を振り出し、茶の湯が窓辺の冷気に会ひて湯気の立つを見る儀式にて、到着は印され候。薪の竈はぱちぱちと鳴り、その温みは硝子の外の静けさへの対ひに候。手袋の手にて手紙は書かれ、静止の空気に白く曇る息にて約は封じられ候。古き亜麻布は卓に拡げられ、汚れなく張りて、物語と決着の響く集ひを待ち候。ここにも審判の呼びは明らかにて、正直と崇敬を求むる空の下、起き、応へ、新たに始むることに候。
今日、貴殿は早く外へ出て、未だ踏まれざる地を最初に渡り、目覚め居りと告ぐる跡を残し候へ。古き手帳あるいは忘れられたる手紙を掘り出し、それを明るみへ出して、中のものを直視し候へ。澄みたる煮汁あるいは茶を煎れ、その温みをして、沈黙したるものと声と成りたるものとの境を印させ候へ。黄昏の落ちるとき、新しき布を貴殿の寝床へ引き、いかなる呼びも返事を求むること、静かにて一息ずつにても、思ひ出し候へ。
今日の色は雪白に御座候。
Lucky Color: Snow — #FFFAFA角笛を鳴らさせ、貴殿の最初の一歩を真ならしめ候。