戦車
VII
正位
二頭の生き物に引かせたる車が御座候。御者は手綱を握り、町の門を出で候。戦車は、意志が散り散りの力を一つの方向へ運ぶ牌に御座候。
内側には別々の衝動が御座候。速く行きたきもの、止まりたきもの、異なる名にて呼ばれたきもの。御者はそれらを消さず、同じ車に繋ぎ候。
今日のこの牌は、進む方向を先に決めて、矛盾を後ろの座席に乗せることを象り候。
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鉄青 揃ひたる意図にて前へ進み、門は貴殿の触れにて開き候。
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銀 この光は、貴殿の今あるところと出で立つことのあひだの静かなる縁に候。
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金 今日は調和と決にて前へ進み候。
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王青 前への動きは規律に合ひ、意図を明らかなる道と対にし候。
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紺 図られたる航路は着実にて、あらゆる旅は最初の対の一歩より始まり候。
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深紅 あらゆる敷居は、貴殿の中の野生と鍛へられたるものの双方を敬ひ候。
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白 澄みたる心と清き手にて道に従ひ、良き運はやさしき秩序と共に動き候。
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黒 旅のために手を落ち着け、前への動きは決と最もよく対になり候。
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明青 日は貴殿の前の門の如く開き、着実なる手にて前へ進み候。
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矢車青 前への勢は、野生なるものと鍛へられたるものを対にするときに来候。
逆位
車は動き候へども、門を出で候はず。あるいは、速すぎて車輪は道を忘れ候。二頭は左右に引っ張り、御者は手綱を見せるために握り候。
戦車が逆位となれば、勝利の姿勢のみ残り候。制御は、目的を失ひたる締めつけと成り候。
今日のこの牌は、速度を一段落とし、自らがどの門より出でようとするかを道の上にて確かめることを象り候。